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Puppy Linux - USB メモリーから起動する - 02
syslinux から起動する。
シングルブート (1つの Puppy Linux を起動する) の場合
- syslinux.cfg を書き換えます。
参考例:
default puppy
display boot.msg
prompt 1
label puppy
kernel vmlinuz
append initrd=initrd.gz pmedia=usbflash
timeout 50
変更後:(環境に合わせて書き換えます。)
default puppy
display boot.msg
prompt 1
label puppy
kernel vmlinuz
append initrd=initrd.gz pmedia=usbflash
# timeout 50
- Puppy Linux on USB flash memories
コンフィグ・ファイルの変更
USBメモリにコピーしたisolinux.cfg を syslinux.cfg にリネームし、 中身のうち pmedia=cd とあったところを pmedia=usbflash に変更します。 Windows上でメモ帳だと改行がありませんが、wordpadを使って編集することができます。
default puppy
display boot.msg
prompt 1
label puppy
kernel vmlinuz
append initrd=initrd.gz pmedia=usbflash
timeout 50
syslinuxの実行
これを Windows上で実行する方法がパピーリナックス日本語フォーラムなどに紹介されています。 ここでは syslinuxを Puppy Linux上で実行します。
Puppy Linuxが起動できるならばPuppyユニバーサル・インストーラがあるじゃないかと突っ込みがありそうですが、 表示の一部が英語だったり、それも表示色が見づらいくて、かなり不安です。なのでこれを使わず、次の手順で行います。
USBメモリのデバイス名の確認
あらかじめUSBメモリも挿入しておき、ライブCDで Puppy Linuxが起動したら、デスクトップ上に内蔵ハードディスクやCDとともに USBメモリのアイコンが表示されているはずです。 USBメモリのアイコンの下には sdb1 などと表示されています。これを確認します。
USBメモリのアイコンが出ていなければ、USBメモリを抜き差ししてみます。 それでもダメなら、このページの最後に書いてある別法で調べます。
デスクトップ上の「端末」アイコンをクリックしてコンソールを立ち上げます。
立ち上がったコンソールに次のコマンドを入力します。 sdb1 とあるところは、さきほど USBメモリのアイコンの下に表示されていたものです。 ここを間違えないよう、慎重に確認してください。
syslinux /dev/sdb1
以上でインストール作業は終了です。 CDを取り除き、パソコンを再起動、USBフラッシュメモリからの起動を選択してください。
- Hot Linux - USBメモリから起動できるインストールメディアを作る(WhiteBoxEL4)
USBメモリを起動可能な状態にします。syslinuxコマンドを使ってセットアップします。
KNOPPIXがあればCDからブートして作業できるので便利です。
http://syslinux.zytor.com/にいろいろ情報があります。途中で困ったときはここを読みましょう。
(syslinuxがなければ、ダウンロードします。ダウンロードはhttp://www.kernel.org/pub/linux/utils/boot/syslinux/です)
Windowsの場合:
コマンドプロンプトを開いて
c:\syslinux>syslinux -ma d: (d:はUSBメモリのドライブ番号)
Linuxの場合:
コマンドプロンプトを開いて
#syslinux /dev/sda1 (/dev/sda1はUSBメモリ)
どちらで作業するにしても、書き込むドライブを間違えないでください。間違えると多分起動できなくなります。
次に必要なファイルをコピーします。
インストールCDの一枚の「isolinux」内のファイルをUSBメモリのルートにコピーします。すでに同じ名前のファイルがある場合でも上書きでコピーしてください。
isolinux.cfgをsyslinux.cfgと書き換えます。すでにsyslinux.cfgファイルがある場合は消してからリネームします。
ここまでで、USBメモリから起動する準備ができました。
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